Kalafina、メンバー脱退語らず Keikoが声震わせあいさつ「温かい時間をありがとう」
3/30(金) 19:02配信 オリコン
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Kalafina、メンバー脱退語らず Keikoが声震わせあいさつ「温かい時間をありがとう」
Kalafina(左から)Hikaru、Keiko、Wakana (C)ORICON NewS inc.
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女性3人組ボーカルユニット・Kalafinaが30日、都内で行われた映画『Kalafina 10th Anniversary Film 〜夢が紡ぐ輝きのハーモニー〜』の初日舞台あいさつに出席。
メンバー脱退騒動後、初となる公の場に3人そろって姿をみせたが、ファンの前でその件に言及することなく会場を後にした。

同ユニットを巡っては、2008年のデビューからプロデュースを手掛けた作曲家・梶浦由記氏が、芸能事務所・スペースクラフトを退社。
今月13日には、ファンサイトでメンバーの一人が、今月末で脱退することを発表した。一部では、低音担当のKeikoが脱退すると報じられている。

イベントでは、騒動を忘れさせるようなファンの熱い盛り上がりが印象的だった。ライブ会場さながらの歓声が飛び交うと、
メンバーたちは「ありがとう〜!」と大喜びの様子で手を振り、Keikoは「本当にライブみたい。うれしい!」と声を弾ませた。

デビュー10周年の節目に制作された同映画は、1月23日に開催された日本武道館ライブ『Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018』に至るまでの半年間に迫る。同ユニット初のドキュメンタリー作品となる。

「オフな姿を撮影されて、少し恥ずかしかった」と本音を漏らしたKeikoだが「撮影しているときから、皆さんにどのように映るかドキドキしていました。私たちも先に見ましたが、自分たちの10年を感じれていい作品だと思って、感動しました。皆さんにも楽しんでいただけたら」と笑顔でアピールした。

和気あいあいとした雰囲気で思い出話に花を咲かせた3人だが、活動10年の歩みを振り返ると、Wakanaは「10年って聞くと長い。でも私たちにとっての10年はライブ、歌をたくさん届けてきた10年と胸を張って言える。10年間、3人だけではなく皆さんに支えられた」と感慨深げ。

 その言葉に「感動しちゃった」と感激したKeikoは「何かを10年続けることは難しいと言っていただいた。改めて自分たちの活動を振り返ると、たくさん歌ったね」。Hikaruも「10年前の自分からは考えられない自分になってる。人って10年あれば変わるって自分で実感しています」と、しみじみ語っていた。

それまで“通常運転”でトークを展開していたが、締めの言葉でKeikoは「皆さんと過ごす空気感がまるでいつものライブ。Kalafinaのライブはいつもこうだって思いながら話していました」と声を震わせると「いつも温かい時間をありがとうございました。そして楽しんで見て下さい、ありがとうございました」と、瞳を潤ませていた。