江戸時代の浮世絵師・歌川国芳は斬新なデザイン力と奇想天外なアイデアでたくさんの魅力的な作品を残した人物である。

 大の猫好きだったことでも知られており人間味たっぷり、
愛嬌たっぷりに擬人化した猫作品は現代人にも人気となっている。

 そんな歌川国芳の描いた5種類の猫が、海洋堂の原型師、
村田明玄さんによる立体化により、みごとなるミニチュアフィギュアとなった。

 海洋堂のカプセルトイ・シリーズ、カプセルQミュージアムから新発売されたのは「歌川国芳 猫の立体浮世絵美術館」だ。

■歌川国芳の猫作品が立体化されてカプセルトイに
 「歌川国芳 猫の立体浮世絵美術館」は3月より全国のカプセル販売機にて販売予定で価格は1回400円だ。
それではラインアップを見ていこう。

1. 踊る猫又
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出典は『見立東海道五拾三次 岡部 猫石の由来』。
江戸時代に流行った歌舞伎の化猫説話の名場面を一つの画に収めた作品。
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2. 猫も食わぬ
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出典は『たとゑ尽の内』。猫にまつわることわざや言葉をリアルな、
あるいは擬人化された猫たちを用いてコミカルなタッチで描いた作品群。
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3. 鼠よけの猫
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出典は『鼠よけの猫』。家からネズミを追い出すための御守り的な作品。
一種のまじないとして家に貼る人もいた。
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4. 猫久兵衛
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5. 猫松山
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どちらも出典は『流行猫の戯』。
歌舞伎の演目『梅柳對相傘』のパロディの登場人物、町人・久兵衛と遊女・松山として描かれた猫たち。
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踊る猫又だけは絶対に逃したくないやつだな。
たくさんあるほど楽しそうなのでだぶっても全然アリってのもいいね。

 2016年にも「歌川国芳根付」なるカプセルトイが発売されたことがあったわけだが、
今回も絶対欲しいカプセルトイとなっている。
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 そのうち楽天市場やアマゾンでコンプリートセットが販売されるかな?
それともメルカリで転売されてるかな?とりあえずはお近くのガチャへGOだ。
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カラパイア
http://karapaia.com/archives/52254962.html