2018年2月15日 17:00
観世銕之丞と成田美名子(撮影/前島吉裕)。
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成田美名子の画業40周年を記念した能公演「花花能」が、2月11日から13日にかけて東京・銀座のGINZA-SIX 観世能楽堂にて行われた。
コミックナタリーでは、2日目の2月12日に開催された、成田と観世銕之丞との対談の様子をレポートする。


「花花能」では成田がメロディ(白泉社)で連載中の「花よりも花の如く」にて、主人公の能楽師・憲人が演じた演目を中心に上演。
成田は1977年3月27日に初めて能を観劇し、翌28日に白泉社の花とゆめ編集部に原稿を持ち込んだため、能の鑑賞歴とマンガ家歴がほぼ同じ。
「花花能」のパンフレットには「40年間白泉社だけにマンガ連載してきたご褒美として、編集部の方々が今回の『花花能』を企画してくださり、
銕仙会様のご協力を得て実現しました。とてもありがたく感じております」と喜びのコメントが寄せられている。

演能集団・銕仙会の棟梁である観世銕之丞は、成田とともに舞台上に現れ「40周年、本当におめでとうございます。粘り強く世の中の流れをしっかりつかまれて、
読者の心に浸透させて、さらに魅力的な絵をお描きになってきた努力は、頭が下がる思いです」と寿ぐ。
成田は「(「花花能」の)お話が出たときからまさかと思っていて、現実になってしまって今日で2日目なんですけど……。お世話になっている役者の皆さんに、
よりお世話になってしまってこちらこそ頭が上がりません」と恐縮しきりの様子を見せた。

     ===== 後略 =====
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