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高校の漫画ナンバー1を決める第26回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の決勝が6日、高知市で行われた。韓国の全南芸術高が海外勢として初の最優秀賞に選ばれ、国内外から応募した307校の頂点に立った。今年から海外の学校も決勝進出が可能になっていた。

決勝のテーマは数字だけの「123」。優勝した全南芸術高は、三つ子のどれがどの子か分からず困る母親のために、美容師が子供らの髪形をそれぞれ123の数字の形にしてしまうというコミカルな作品を描いた。

漫画を専攻する学生らから成績順で5人のメンバーを選抜。リーダーを務めた2年生の女子生徒ナム・スビンさん(16)はテーマが日本語で、韓国人の理解と異なる点に難しさを感じながらも「努力したから自信はあった」と涙ぐんでいた。

2位は福岡県の北海道芸術高福岡サテライトキャンパス、3位は栃木県の県立栃木女子高だった。

5日の第1次競技で勝ち残った15校と敗者復活戦で選ばれた5校を加え20校が決勝を争った。海外勢では韓国と台湾から1校ずつが決勝に進んでいた。