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◆裁判官「朴槿恵被告、職業は何ですか」…「無職です」
http://japanese.joins.com/article/399/229399.html?servcode=200&;sectcode=200

「朴槿恵被告、職業は何ですか」。「無職です」。

金世潤裁判長の質問に朴槿恵前大統領が正面を見つめながら落ち着いた語調で答えた。顔は無表情だった。
住所を問われると「江南区三成洞…」。生年月日は1952年2月2日かという質問には「はい」と答えた。
裁判開始前に身元を確認する「認定尋問」手続きだった。

23日午前10時、瑞草洞裁判所総合庁舎417号刑事法廷に姿を現した朴前大統領は憔悴していた。
入口で少しためらうと、案内を受けて右側の被告人席に座った。
紺のスーツ姿で、左側の襟には「503」というソウル拘置所収容者番号が書かれた丸いバッジが付いていた。
朴前大統領は黒いピンを使って髪を盛り上げていた。裁判所の関係者は「拘置所では金属材質のピンは使用できないので大きなピンを使うしかない」と話した。
朴前大統領と崔被告は崔被告の弁護人イ・ギョンジェ弁護士を間に挟んで座った。
2人はあいさつをしなかった。目を合わせることもなかった。

朴前大統領は裁判が始まった後、弁護人の柳栄夏弁護士としばらく話したのを除いて、裁判が進行された約3時間、検事らが座っている正面を見つめていた。
写真・映像取材陣に許された約2分の撮影時間にも取材陣の方に顔を向けなかった。
検事が公訴事実を説明すると、小さくため息をついた。時々水を注いで飲んだりもした。
崔被告は自分の職業と住所などを答える間、やや涙ぐむようだった。
柳弁護士の発言後、崔被告が何か話そうとマイクを引くと、弁護人のイ・ギョンジェ弁護士が引き止めた。崔被告は検事が発言する間、メモをした。
この日、裁判所は事前応募で68席に限定して市民に傍聴券を提供した。
朴前大統領の妹・朴槿令氏は裁判を傍聴しようと裁判所に来たが、入ることができず引き返し、記者らに「顔を見ると心が痛む」と話した。

この裁判には辛東彬(重光昭夫)ロッテ会長も被告人席に座り、目を引いた。
検察は先月17日、朴前大統領を逮捕、起訴し、ロッテが財団出捐金のほかに追加で出した70億ウォンを朴前大統領の賄賂容疑に含めた。
そして辛会長を贈賄容疑で在宅起訴した。