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取り合えず、全国の「生来の生き生きとした姿を想像」できない「平凡な名前の」吉田さんたちに謝れ。

令和3年1月14日付大阪本社
夫婦別姓 女性にも権利あり     主婦 吉田 敬子(兵庫県 71)

 2021〜25年度の第5次男女共同参画基本計画が、昨年12月末に閣議決定された。選択的夫婦別姓(氏)
制度導入では、自民党内の反対論に押され現行計画の「選択的夫婦別氏」の文言がなくなった。昨年1月
の選択的夫婦別姓についての本紙世論調査では、賛成が反対を上回るが、実現は遠くなったと思う。
 3人の息子は15年ほど前に相次いで結婚したが、私には心残りなことがある。当時は夫婦別姓を意識して
おらず、また妻になる人に男子兄弟がいたので姓の変更の意志は確認しなかったからだ。
 三男が結婚後しばらくして「平凡な名前になってかわいそう」と自分の妻を気遣うように言った時、ハッ
とした。確かに旧姓の方が、生来の生き生きとした姿を想像させるのだ。
 私自身、姓が変わって50年近くになる。古い本やノートに旧姓を発見した時、夢や可能性を持っていた昔
の自分をいとおしく感じ、今につながる私の原点があると感じる。
 なじんでいた名前の喪失はアイデンティティーを少なからず失うことになると言っても過言ではない。自
分の姓か夫の姓か、女性たちが選択する権利は当然あっていいはずだ。
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ひょっとしたら三男の奥さんは、旧姓が珍名で結婚で姓を変えることを望んでいたかもしれないよ?
それに今でも15年前でも50年前でも、女性が選択する権利はあったんだがな。