92歳・大和田敏男・無職===戦争始めかねない(その体験の無い)国会議員(に恐怖)===

 太平洋戦争で南方の戦地から生還した叔父が先月、亡くなった。99歳だった。
叔父は徴兵検査で「第3乙種」で、体格は良くなかったが1943年、補充兵として召集され、
横須賀海兵団でわずか3カ月の訓練を受けただけでブーゲンビル島守備隊に派遣された。

 島では連日の空爆で戦死者が続出。さらに、食糧が尽き、イモの葉だけの食事で餓死者も相次いだ。
開墾した土地からのちに収穫できるようになったが、もはや死者の墓穴を掘る気力さえなくなっていた。

 (中略)戦争、戦闘体験者は少なくなり、もうすぐいなくなる。(先日の丸山穂高議員の)発言を聞くと
「こういう者たちが”負け戦”を始めるのだと怒りを通り越して、危機感を覚える。

(東京都目黒区在住)====みんなの広場 令和元年6月3日掲載分 毎日新聞====

「老人の運転は危ない」「引きこもりの無職の中年男は犯罪者予備軍」等の発言は「偏見」なのに、こっちは違うの?