>>941
これですね

大阪人、ホンマに「いらち」?
とことん調査隊
2019年7月16日 7:01
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47298630S9A710C1AA1P00/
https://megalodon.jp/2019-0716-1529-12/https://www.nikkei.com:443/article/DGXMZO47298630S9A710C1AA1P00/
http://arc / hive.fo/2jFmG ( / をとる)
https://i.imgur.com/qpx4YYV.jpg

「あいつは『いらち』やから」。関西に住んでいるとよく耳にする会話だ。「いらち」とは関西地方の方言。「せっかち」「気が短い」という意味で関西人、特に大阪府民の性格を表す。
ただ社内を見渡せば関東出身のいらちな先輩もいるが、なぜ大阪府民だけがいらちと呼ばれるのか。そもそも大阪府民は本当にいらちなのか。探ってみた。

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JR大阪環状線福島駅から南に歩いて数分。現在大阪で最も人気が高いラーメン店の一つといわれる「燃えよ麺助」があり、店の前には順番を待つ客の行列ができていた。
藤本泰武店長は「最も忙しいときは60人近く並び、最大で1時間半くらい待つこともある」と話す。ラーメンを食べるために待てる最長の時間と出身都道府県について行列に並ぶ客に聞いてみると、8人が取材に応じてくれた。

60分(宮城県)。60分(愛知県)。30分(大阪府)。30分(大阪)。30分(和歌山県)。30分(大阪)。40分(大阪)。60分(和歌山)。

やはり大阪府民は待つことができる時間が他県に比べて短い。ついでにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の人気アトラクションなら何時間待てるかと聞いてみると、「カネで時間(エクスプレス・パス)を買うわ」(大阪府出身の女性)と笑顔で答えてくれた。

いらちという言葉はどのような成り立ちがあるのだろうか。辞書を引いてみると、「せっかちもの、落ち着かない人。例・あいつは、イラチや」(関西ことば辞典、ミネルヴァ書房)とあった。

関西弁に詳しい北海道大学の山下好孝教授にいらちの語源を聞くと、「現代語の『イライラ』と関係があると思われ、『イライラ』と『イラチ』には音声的にも共通点がある」と教えてくれた。
大阪府民がいらちと呼ばれるようになった理由については、「大阪府民が新しいことを何でもすぐやってみたいと思う性質と関連しているのではないか」と話す。