朝日新聞編集委員の安倍首相支持者とナチス画像結びつけに批判殺到「不注意ではなく意図的だろ。捏造でしたってちゃんと謝れ」

ナチスの旗を掲げてデモを行っている人々の写真を使って安倍首相の支持者たちと語った朝日新聞編集委員のツイート問題が大きくなっています。
パリ在住の朝日新聞特別編集委員の冨永格氏は8月2日、ナチスの旗などを掲げてデモに参加している人々の写真をツイートに添付して
日本のナショナリスト達が東京でデモ。彼らは安倍首相を支持しています」という内容を英語とフランス語で流していました。

しかし問題の写真は安倍首相支持とは関係のない中国マフィア糾弾デモの際に撮影されたものであることがわかり、
安倍首相支持層をナチス信奉者のように海外に対して印象付けることを目的とした悪質な発言だとしてネットからは強い反発が。

冨永氏はその後ツイートを削除し謝罪していましたが、朝日新聞の重責ある方の発言でもあったことから問題は拡大し
8月3日の夜には産経新聞や毎日新聞がこの件を記事として取り上げるまでになっています。

両紙によると朝日新聞社では既に冨永氏のツイートを「誤った内容だった」と認めており厳しく注意するとしているそうですが、
ネットでは騒動が続いておりこの話題への関心は収まっていません。

冨永氏がツイートに用いたのは2014年の前半に撮影された写真でしたが、何故唐突に問題の写真を持ち出してきたのかについて、
ネットでは「釣られたのでは」という噂が流れています。

8月2日は安保法案に賛成するデモが都内で行われ、この話題を扱うスレが大手掲示板に立てられていましたが、
デモに参加する人々ということで数枚の写真が貼られた中に今回、冨永氏がツイートで使った画像が含まれていたことが判明。

スレではすぐに8月2日のデモの写真ではないことが指摘されていましたが、冨永氏のツイート発信時刻から考えると、
8月2日午後に立てられた掲示板のスレにあがっていた画像を使ったのではないかとする憶測が流れており、
安保法案に賛成する人々のデモの写真だと思い込んだのだとすれば問題のツイート内容とも合致するとして話題になっています。