ホシュ言論界のお気軽さは取材もしない、裏どりもしない。
にもかかわらず、中国・韓国を罵倒し、民主党をコケにしてさえいればバカが喰いつくという点にある。
彼らは大海原で知恵をしぼり、勇気を奮って魚を取るのではなく、最初から腹を空かせたマスだけが泳ぐ釣り堀で竿を操っているにすぎない。
山村明義が「平壌宣言に拉致について書いていないというのは大ウソ。ちゃんと書いてある」とホラを吹く。
この自称ジャーナリストは日本語が読めないのだ。
外務省のHPで「北朝鮮」の箇所をクリックすればすぐに全文が出てくる。
この程度のこともしないで「拉致について書いてある」。
ウソを書くな。
山村はなぜこんな大ウソをついたのか。
「読者」はバカであり、なんにでも喰いつく釣り堀のマスだと思っているからだ。
繰り返す。
平壌宣言のどこにも拉致なる文字はない。
小学生でも読める文章が彼には読めない。
ところが今は削除されているという。
無責任な話である。
山村のデマの背景。
贔屓の安倍ちゃんが「平壌宣言をベースに拉致を解決し、正常化を図る」と明言したからだ。
だが、そうなると平壌宣言に拉致のらの字もないのだから、本気で拉致解決のつもりはあるのか、と批判される。
だから山村は「平壌宣言には拉致と書かれている」とデマを飛ばしのだ。