数百台のMacに感染しているのに数年間気づかれなかったマルウェア「FruitFly」
http://gigazine.net/news/20170725-mac-malware-fruitfly/

数百台ものMacが数年間にわたり感染していたものの、
数か月前まで研究者やセキュリティ専門家に気付かれていなかった「FruitFly」という
macOSをターゲットにしたマルウェアの存在が明らかになりました。

セキュリティ会社のMalwarebytesが2017年1月に「FruitFly」というマルウェアを発見しました。
FruitFlyはウェブカメラを通じて感染したMacのユーザーを監視し、画面をキャプチャーし、
キー入力を記録するようプログラムされたマルウェア。FruitFlyは5〜10年という長期にわたって
Macに感染してきたことが明らかになっているのですが、これが検出されることはありませんでした。

それと同時に、FruitFlyの亜種とも言える「FruitFly 2」の存在も明らかになっています。
これらは誰がばらまいたものなのか、何を目的にしたものなのかは不明だそうです。

uitFlyの感染方法は不明で、macOSのコードの欠陥を利用しているのか、
ソーシャルエンジニアリングなどの方法でインストールされるのかさだかではないとのこと。
さらに、AppleからはFruitFlyに関するコメントが得られていないそうで、
ニュースメディアのMotherboardは「現在もMacが危険にさらされているのかどうかわからない」としています。