>>575

なるほど、確かにそうだ。「コロナ論」を読んではいないが、グローバリズム批判を結び付けているということは、
世界中が、経済の相互依存関係になり、それにより世界中の人達が、主に仕事関係で国境を越えて行き来する頻度が高くなった。
武漢ウイルスが、世界中に蔓延したのは、人口の多い中国人が、世界に散らばっている状況と関係が深い。
ある人が、言っていたが、ミラノやベネチアに行くとイタリアに来てるのか、中国に来てるのか、分からなくなる、と言っていた。
これは、確かにグローバリズムの弊害と言えば、弊害だろう。(ただし、難民問題は次元の違う問題だ)
しかし、世界各国が、自国のマーケットを開放することにより、先進国より、途上国や貧乏な国の経済水準が高まったのは事実だ。(NHKは、真逆の解釈をしているが)
小林の言うグローバル経済を否定し、「経済を回せ」というのは、内需に対してと思うが。確かに、これだけでは、武漢ウイルス前の経済水準に戻ることはない。
私も中国目当てのインバウンドには、反対だが、頭山満を信奉する小林が、中国との経済的相互依存を否定するのは、どうかと思うぞ。
嵯峨隆氏曰く、頭山の考えは、日本と中国は、一心同体の関係性。現在の清国は、欧米列強の檻に入れられた獅子である。日本の実力を持って、この檻から出してやり、
インドとも手を携えて、欧米列強をアジア駆逐しなければならない。そして、アジアに天皇道という普遍的価値を普及拡大させ、「皇(スメラ)アジア主義」のアジアにして、「皇道楽土」のアジアにすると
石原莞爾のようなことを言っていた。頭山を信奉する小林が、グローバリズムにより、日本に来る中国人を否定するというのも如何なものかと思う。
ちなみに、頭山は、アジアに「天皇道」を天照らした後は、世界を「天皇道」で天照し、「皇(スメラ)世界」にすると説いている。これは、グローバリズムではないのか?