社会の構造を革命で変えたいという人間の特徴は、自分が気に入らない社会の落ち着いて、整然とした人々の生活に苛立ちを覚えるようだ。
「革命を起こし、社会変革するには、どうしたら良いか?」 徹底的に今の社会をクソミソに貶し、社会を混乱させれば良いと考えるようになる。
「敗戦革命」の考えは、こういうところから出てきた。しかし、一抹の良心はある。「社会を混乱させることで、多くの人々の犠牲が必要になる」
ここから、思い返し真人間になると期待したら甘い。彼は、こう考える「未来の人々が、幸せになるならば、今の多くの人々の犠牲は、しかたがない」
そうだ、レーニンも言っている「革命の為の手段は正当化される」。
その為に、この手の人のもう一つの特徴は、「コロナで根絶やしにしろ」とか「上野の花見の客など焼き払え」などと
普通の人が聞けば、眉を顰めるようなことも自ら持つ歪んだ正義の為に平然として言えることだ。