>>686
横からだけど大平正芳の「(政治とは)明日枯れる花にも水をやることだ。」という言葉があってね
無駄かもしれないけれど人々に目を配り手をさしのべるのが政治の役割だと思う
たとえ子どもを産み育てる男女の夫婦との対比とはいえ「(同性婚)は生産性がないのに税金を投入すべきか」
という書き方は即物的すぎると思うのよね

「政府としてLGBTに対して何ができるかは一様ではなく、症状やケースに応じて慎重に検討する必要がある」
「両性婚と同様に配偶者控除等の税制優遇を認めることには賛否あるだろう」
くらいの書きぶりなら大事にはならなかったと思うよ

それよりも杉田論文は自分の個人的な経験でLGBTを語っている方が問題だと思う
「私の知り合いはこう言っている(から問題ではない)」とかじゃなくて客観的なデータで裏付けるべき
東浩紀が言っていたけどマイノリティは時にマジョリティに過度に遠慮した発言をしてしまうこともあるから

まあ「生産性」云々にこだわるなら尊師の「保守はそんなこと言わない」は失笑ものだけどね
まさに生産性を失ったといえる下流老人について安楽死を推奨したわけだからね
自分の生き死になんだからそこは資産や能力の有無ではなくてあくまで意思を尊重すべきでしょ
尊師が西部邁の自死を評価していたこととも矛盾するからね