# 山尾・倉持の改憲案は、憲法上で自衛権の範囲を個別的自衛権に限定する。これは日本を政治的・軍事的に無力化させ、中国、朝鮮による対日侵略戦争を誘引するだろう。

GHQが日本に押しつけた戦後憲法第9条は、日本を軍事的に無力化する目的があったが、解釈改憲の余地があった。

しかし、山尾・倉持案のように、自衛権の範囲を個別的自衛権に限定することを憲法に書き込めば、この解釈改憲の余地はなくなる。

結果として、一昨年制定の安保法制は憲法違反として無効となる。安保法制がなくなれば、現在の日米同盟は維持できない。 ここに中国・朝鮮の念願である日米分断が実現する。

アメリカはグアム・ハワイのラインに後退し、中国は第2列島線以内を支配下に置くため、侵略戦争を開始するだろう。