実質賃金が3カ月連続でマイナスに

8月の実質賃金、確報値は0.1%減に下方修正 毎月勤労統計
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL20H6D_Q7A021C1000000/

厚生労働省が20日発表した8月の毎月勤労統計(確報値、従業員5人以上)によると、
物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.1%減となり、
速報値(0.1%増)から減少に転じた。
減少は3カ月連続。
基本給など名目賃金がそれぞれ速報段階から下方修正された。

名目賃金にあたる現金給与総額は0.7%増の27万3886円だった。
伸び率は速報段階の0.9%増から縮小した。内訳をみると、
基本給にあたる所定内給与は0.2%増(速報値は0.4%増)、
残業代など所定外給与は1.3%増(同1.5%増)、
ボーナスなど特別に支払われた給与は5.7%増(同6.1%増)となり、
それぞれ速報値から下振れした。