あるいは皇位は男系ではなく女⇒女…という女系主義で続かねばならず、
皇位が男系で続くのであれば天照大神ではなくスサノオが
皇室の奉る皇祖神でなくてはならないわけです。
ですが皇祖神が天照大神のままで男系を続けると言うことは
即ち皇統が天照大神の系譜として完結し、天皇は皇祖神である
天照大神と一体となるように宿命づけられ、
その神人合一は「永遠の無と有」の状態であり続ける…。
そして皇統(御魂)は神武の血統で固定され決して交代はしない。
つまり皇統が途絶えれば確実に「断絶」を意味する。
これが現在の男系継承の正体であり、またそれを守る男系派の本質・本性であるわけです。
(だから昔の軍人や右翼は皇室に命を捧げたのだ)
我々はこの「死の皇統原理」の問題を「生の皇統原理」へと変えなければならない。
それが真の天皇論であり女系の理(ことわり)なのです。

これで、私からの説明を終えたいと思います。