修身論 小林よしのり 出版社:マガジンハウス 発売日:2010/7/15

かつて教育勅語などで「修身」というものがありました。それは生き方の問題を扱うものでした。
現在、世の中には「生き方」本があふれていますが、それも結 局は「修身」に通じるのではないでしょうか。
「自己」がふらふらとさまよっている現状に対して、小林よしのりが現代の「修身」のスタンダードを提示します。
流行にとらわれない、地に足のついた「修身」を現代にあった形で作り直す試みに挑戦しました。
全7章で、「恋愛/結婚」「家族」「平凡」「教育」「い じめ」「孤独」「いのち」について語られます。
全7章がそれぞれ<マンガ>+<小林よしのりと事務所スタッフの座談会>のセットになっています。
今までの ゴーマニズム宣言の作品群、「戦争論」、「沖縄論」「台湾論」「天皇論」・・・は天下国家についての書でした。
それに対して今回は、私たちの生活により密 着した人生についての書です。