>>670 河口慧海師が、チベットの経蔵で法華経を見出し種々の論難を加える。
この論は講談社学術文庫、第二回チベット旅行記に詳しい。
其の法華経は、チベットの経蔵の片隅に埋もれていたとのこと。
つまりその他大勢の扱いで仕舞われているお経なり、
此れに装飾を添加し世間の趣向に合うように
サンスクリット語から漢文への翻訳を行ったのが鳩摩羅什三蔵である。
チベット訳はインド本国からの逐語訳と認定済、その観点から言うと加味し過ぎ。
アカラサマニ言うなら、みなさんは騙されて居るのです。
天台智から明治維新に至るまでの坊さん、信者は皆が騙されておった。
空海一人のみが、唐に於いて印度人僧侶から正確な情報を受けたと思われる節あり、
とこうなるのです。
チベットで埋もれていたのだから、本国は忘却でOKじゃないですか。