新型コロナウイルス感染症による入学式中止メールを誤送信、805名のアドレスが流出(創価大学)

学校法人創価大学は3月16日、新型コロナウイルス感染症による入学式中止について連絡した際に、誤送信による個人情報の流出が発生したと発表した。

2020.3.18 Wed 8:00

学校法人創価大学は3月16日、新型コロナウイルス感染症による入学式中止について連絡した際に、誤送信による個人情報の流出が発生したと発表した。

これは3月6日午後2時から4時にかけて、同学の通信教育部事務室から2020年度の入学募集で1期・2期の出願者に対し、新型コロナウイルス感染症による同学の入学式中止についてメール連絡した際に、
誤って「To」欄にメールアドレスを入力したため同報者のメールアドレスが表示された状態となったというもの。

流出したのは創価大学通信教育部2020年度の入学募集で1期・2期の出願者805名分のメールアドレス。

発表に記載されていた「(誤送信の)取り消しを行いましたが、その際にも同報した方のメールアドレスが表示され」たという記述に、
3月10日に本誌が配信したMicrosoft Outlook の「取り消し」機能を誤解し誤送信が2度発生した事案との共通点を感じたScanNetSecurity編集部が、
本件の詳細について同学 通信教育部事務室に取材を行ったところ「対応は終わっています」というコメントをただ繰り返すだけだった。

同学では今後、個人情報の取り扱いや連絡の発信について手順やルールの見直しと徹底を図り、再発防止に務めるとのこと。
《高杉 世界( Sekai Takasugi)》

https://s.netsecurity.ne.jp/article/2020/03/18/43837.html