>>784 >>788-789
>天台で学んだ日蓮さんが説く文底に秘沈された極意は、所詮、五蘊

レスありがとうございます。
五蘊は釈尊が初転法輪で説いた有漏の法で、法華経譬喩品でも触れられてます。
諸天が釈尊に向かってこのようにいいます。以下趣意。

“世尊は昔、五蘊の法を説かれましたが、今またこのような未聞の深妙なる法を聞き
歓喜している”と。

法華経譬喩品より
「昔、波羅奈において四諦の法輪を転じ、分別して諸法たる五衆の消滅※を説き
今、また最妙の無上の大法輪を転じたもう。この法は甚だ深奥にして能く信ずる者
あること少(まれ)なり。われ等は昔より来(このかた)、数(しばしば)、
世尊の説を聞きたてまつるに、未だ曾てかくの如き深妙の上法を聞かず。
世尊がこの法を説きたもうとき我らは皆、随喜するなり。」

※五衆の消滅=(苦悩の根源である)五蘊の生起と滅亡

つまり五蘊は昔、聞いたことのある法で、法華経は未だ聞いたことのない法門であると。
その法華経の文底に秘沈された真髄が五蘊であるはずがありません。