戦後の創価学会をリードしたのは、第2代会長となった戸田城聖である。
戸田は、現世利益の実現を中心に掲げ、その庶民的な語り口によって多くの会員を獲得するのに成功する。
創価学会は、経済発展が続く国々で福音派が果たしていることと同じことをやっていった。
しかも、政界に進出することで、政治的な権力から遠いところにあった庶民に選挙活動を通して政治に影響する力を与えた。

これでは福音派が日本に入り込む余地はない。
以前、日本で布教活動をしていた韓国の福音派の牧師が、布教を途中で諦めたという話を聞いたことがある。
創価学会をはじめとする日蓮系新宗教は、キリスト教を日本に浸透させない壁となったのである。


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