Gigabyte、『GIGABYTE DRM Fix Tool』を公開。Alder LakeのE-Coreを簡単にオン/オフできるツール | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z
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Gigabyteは、Intel第12世代となるAlder Lake-S Core 12000シリーズのE-Coreを簡単にオン/オフができるツール『GIGABYTE DRM Fix Tool』を公開しました。

Core i9-12900KやCore i7-12700K、Core i5-12600KなどのCore 12000シリーズでは、Armで言うところのbig.LITTLE構成が採用されており、パフォーマンス重視のP-Coreと、省電力重視のE-Coreが共存します。しかし、このbig.LITTLE構成のせいでDRM(コピープロテクト)がE-Coreを別のシステムと誤認識してしまい、一部のゲームが正常に動作しません。

この問題を回避するには、マザーボードのBIOS/UEFIからLegacy Game Compatibility Modeを有効にして、OS起動後にScroll Lockキーを押すと一時的にE-Coreが無効化されて、ゲームが正常に動作するようになります。また、ゲーム終了後に再びScroll Lockキーを押すことで、E-Coreが有効化されます。

Gigabyteが公開した『GIGABYTE DRM Fix Tool』は、この一連の回避策をソフトウェア的に1クリックでできます。

GIGABYTE DRM Fix Tool - E-Coreのオン/オフを切り替えられる
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ツールの画面は非常にシンプルでE-Coreを無効(Park)にするか、有効(Unpark)にするかの2つのボタンしかありません。使ってみたい方はGigabyteのページよりダウンロードをどうぞ。なお、本ツールはGigabyte製マザーボード向けとなっており、使用するには最新のBIOSをインストールする必要があります。

"Enjoy The Game!" with Intel 12th Gen. Processors featuring GIGABYTE’s DRM fix tool | ニュース - GIGABYTE Japan
https://www.gigabyte.com/jp/Press/News/1952