相次ぐジャニーズJr.の犯罪行為   粉骨砕身のタッキーでも機能不全

未成年との飲酒に淫行疑惑、さらに酒での逮捕ときて、今度は違法賭博に強盗事件である。
ジャニーズJrのユニット「宇宙Six」メンバー山本亮太(30)が
新宿・歌舞伎町にある違法スロット店に出入りし、賭博行為に及んでいたというのだ。
ジャニーズ事務所は、山本との契約を解除、クビを発表した。

また先月末には、ガス点検を装った強盗事件を別の元ジャニーズJrが起こし、
住居侵入と強盗致傷の疑いで逮捕。ジュニアの不祥事が続いている。

「見習のジュニアだけで東西で約300人もいて、全てを管理しようにも無理だし、目が届かないというのが現実でしょう。
たとえば女性関係のトラブルは昔からですが、SNS全盛時代に全員を管理することは不可能。

また、ジュニアといっても最近は20代が増え、いつデビューできるか分からないまま中ぶらりんの状態で年齢を重ねている者が
少なくない。 デビューできる見込みがないのに、辞めるに辞められなくなっていたりして、遊んでしまうという悪循環です」

違法賭博の山本は2001年に入所。20年近くジュニアにいて、ダンスの腕前に定評があった一方、「やんちゃ」でも
知られていたという。「週刊文春」によると、女性関係も派手で、本命彼女以外の美女2人とホテルに入っていく様子も伝えられた。

「タッキーが素行については常々、厳しく注意していると思います。退所した手越祐也が緊急事態宣言下に女性を集めての
パーティー開催を報じられたときは『ちゃんと皆やろうとしているのに何だよ』と激怒し
手越に『すべての芸能活動の自粛』処分を下し、ジャニーズの全タレントによる期間限定ユニットから手越を外した。」

ジュニアとはいえ、先輩グループのステージでバックダンサーを務めたりしている者が多い。 たとえば
NHKの番組収録の際、渋谷の放送センター周辺にファンの女の子が並び、プレゼントを手渡す光景が見られたりする。

それでデビューし、売れていけばいいが、それはほんの一握り。
くすぶっていれば気持ちがすさむのも無理はない。

ジュニアという育成システムが“機能不全”に陥っている。