なぜ二宮の両親は息子と彼女の結婚に反対するのか。複数の週刊誌報道を目にして心配が募ったのかもしれないし、ネットの評判もチェックした可能性がある。

また、息子よりも年上である彼女の年齢が気になるという親は少なくない。だが両誌とも、理由についてはなにも触れていない。その詳細が気になるところなのに、モヤっとしてしまうのは筆者だけだろうか。

「週女」では、伊藤が「ほかの嵐のメンバーがふたりの邪魔をしている」と二宮に吹き込んでいるともある。二宮は、メンバーや関係者が集まる重要な会議で「綾子を同席させて意見を聞いたほうがいいんじゃないか」と言ったこともあるそうだ。

いまや二宮は伊藤のいいなりだとしているが、これが事実だとしたら、男性、しかもトップアイドルの男性の心をここまで掴みなおかつ意のままに懐柔する伊藤綾子の凄さが際立つばかりだ。

いったいどんな術があるのだろうか、個人的にすごく気になる。本でも書いたら売れそうなものなのに……と下世話なことを考えてしまう筆者である。

ただそれは、二宮が伊藤の言いなりであるとの話が事実であれば、だ。嵐は「この仕事を受けるかどうかは、みんなで話し合う」「誰かがいやだと言ったらやらない」と仕事の選択についてデビュー以来みんなで話し合って決めてきた。

それほど固い絆と強い信頼感で結ばれたメンバーの重要な会議の場にはたして二宮は本当に「綾子も呼ぼう」などと寝ぼけたことを言うものだろうか。

二宮がまるで伊藤に洗脳されているようなこの書き方には、やや懐疑的な気持ちにはなってしまうが、おそらくこれは嵐ファンも同じだろう。