交通事故でけがをした患者の通院日数を水増し保険金約150万円を騙し取ったとして、京都府の医師らが逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは京都府長岡京市の医師・彭信敏容疑者(54)です。
警察によりますと、彭容疑者は去年5月、事故を起こした車に乗っていた3人の通院日数を19日間水増しして、保険会社から治療費を騙し取った疑いです。
車はともに逮捕された西京区の建設会社社長・石野義晶容疑者(45)の所有で、石野容疑者は従業員の男(20)に対し3人を彭容疑者の病院に連れていくよう指示していたということです。
警察は石野容疑者らが共謀してあわせて約150万円を騙し取ったとみています。

 取り調べに対し、彭容疑者は容疑を否認、石野容疑者は保険金を騙し取ったことは認める一方で「他の者と共謀していない」と供述しているということです。


保険会社から治療費騙し取る、医師ら逮捕|MBS 関西のニュース
http://www.mbs.jp/news/kansai/20171204/00000054.shtml