【 ADHDと診断された子どもたちは本当に「精神疾患」なのか!? 】

・「薬漬け」にすることが子どもの将来にどう影響するか

小児・思春期におけるADHD治療では、主に中枢神経刺激薬であるメチルフェニデートが用いられるが、
この薬はWHO専門委員会が報告している通り、高い確率で精神依存が生じる。摂取期間が長期に及ぶと、
統合失調症と同様の症状が現れることも、すでに判っている。

この、統合失調症に酷似した副作用に対しては、断薬以外の治療法が無いのだが、薬が抜けることによる反跳作用は、
強い抑うつ状態や無欲、疲労、脱力…と、これまた投薬を必要とする精神症状。
ADHDの薬物療法は、「薬漬け」への第一歩となる可能性が極めて高いわけだ。

近年、非中枢性神経刺激薬であるアトモキセチンの処方も承認され、
「メチルフェニデート(コンサータやリタリンなど)よりも安全性が高い」と、保護者に勧める精神科医が増えているようだが、
この薬にしても副作用が無いわけではなく、眠気や目まい、吐き気などが、むしろ就学の妨げになるとの報告は、かなりの数にのぼる。

そこまでのリスクを負って、親や先生に従順な「良い子」を作り上げる必要があるのだろうか。

//psycure.jp/column/11/