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【イギリスの医療制度】 【トリアージ論】(1)
<出典> https://londontyuuzai.com/nhs_gp_tokoato/

*「公的医療制度:『NHS(National Health Service)』の概要 」
「イギリスで医療を受ける場合は、『NHS病院』と『プライベートクリニック(自由診療)』の2通りになります。
 『NHS』は、イギリスの国民皆保険サービス(公的医療制度)です。
 日本のような保険ではなく、主に『税金でまかなわれる』という違いはありますが、「みんなで支え合う」というスタンスは、イギリスも日本と同じです。
 NHS医療は『自己負担なしに無料で受診することができます』(処方薬、歯科、眼科検診は除く)。」

「2021年度のNHS予算は『約1810億ポンド(約27兆円)』です(このうち、コロナ対応は『220億ポンド(約3.3兆円)』)。
 国家予算に対して大体『20%程度』と非常に大きな割合を占めています。」

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*「NHSのメリット・デメリット」
(メリット)
・原則『無料』で医療サービスを受けられる。
・『救急医療の提供』は基本的にNHSだけ。
・小児定期予防接種が無償で受けられる。
(デメリット)
・常に混雑しており、待ち時間や予約時間が長い。
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=《続く》=