市の食肉センターで作業員が死亡

5日午前、北九州市が運営する食肉センターで、男性作業員がベルトコンベアに挟まれ、死亡しました。

北九州市によりますと、5日午前、北九州市小倉北区にある「北九州市立食肉センター」で、牛の肉をトラックに積み込むためなどに使うベルトコンベアに58歳の男性作業員が挟まれているのを、別の作業員が見つけて通報しました。
男性は病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡しました。
ベルトコンベアは、長さが、およそ10メートル、幅が、およそ2メートルで、警察や北九州市によりますと、男性が挟まれていた場所は、高さが2メートル程あり、服が挟まれて宙づりの状態になっていたということです。
男性は市から委託を受けて、ベルトコンベアを使って、冷蔵庫からトラックに食肉を移す作業などをを担当していたということです。
近くには、9人の作業員がいたということですが、事故を目撃した人はおらず、警察は、安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べることにしています。
事故を受け、北九州市保健衛生課は「残念なことで、ご遺族の方にお悔やみを申し上げます。詳しい状況を把握したうえで原因を究明し、今後、このようなことがないように対応していきたい」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023323691.html