この合金は、1909年にデュレナ・メタルヴェルケ社(ドイツ語版)から銅4.2 %、マグネシウム0.5 %、マンガン0.6 %を含む組成のアルミニウム合金「ジュラルミン」として発売された。デュレナ・メタルヴェルケ社50年史(1935年)によれば、ジュラルミンとは地名のデュレンとアルミニウムの合成語とする説と、ラテン語でhardを意味するdurusとaluminiumの合成語とする説がある。
この頃に始まったモノコック成形に最適で、高い耐破断性を持つうえに超軽量であるうえ、第一次世界大戦の前夜というタイミングでもあり、1910年代にはツェッペリンの骨組みに採用された。