初期に開発されたナパーム弾の構造は、増粘剤としてパーム油から抽出したパルミチン酸アルミニウム塩と、乳化剤としての
ナフテン酸アルミニウム塩を粉末化し混合・保管しておいた「ナパーム剤」を、主燃焼材のナフサとともに落下燃料タンクに充填したもので、
これに信管をつけて航空機から投下した。また、同じ混合液体は火炎放射器の噴射剤としても用いられた