また治るという意見を持っている専門家もいるが障がい者団体としては「馬鹿にするな」
という立場である。障がいを持っていることも含めて個性であり一人の人間として存在
している。Aくん(仮)として。もし障がい者でなくなればもはやそれはAくんではなくなって
しまう。だから治るとしても治したくない。障がい者のままであってほしい。素直で正直なこと
など長所も併せ持ちもし治療が進めば長所まで潰される危険性がある。腹黒い健常者より
まじめな障がい者の方がよっぽどいいのだ。それが障がい者の家族の立場だ。お前ら健常者
しか周りにいない人間には分からないかもしれないが。よって「障がいは治そうとするな」
という立場を貫き実験のための血液の提供などは断固拒否している。

本来健常者にも得意不得意がある。そういう意味では全ての人間が障がい者である。
では障がい者と健常者がどう違うのかというとその差が激しいか否かである。
「人のダメな部分を愛する」ことが出来れば障がい者などいてもらって全然かまわなくなる。
(「」内は子育てメソッドより引用。)