前から「ファンタジーは誰も共感できない。だがそこが良い」
という西野さんの珍説を聞くたびに
ああ、自分が単純な話しか面白いと思えないもんだから
暗い話は安易でレベル低い!
ファンタジーのハッピーエンドこそ難しくてレベル高い創作!
という事にしたいんだなー、くらいに思ってたけど
西野さんの理解力の低さはこっちが思ってた以上だった。

まさか「自分の姉貴が雪の女王やってる人なんていないもん」
→「だから誰も共感できない。なのに感動させたからディズニーすげー」
ここまで低いレベルで映画観てるとはさすがに思わなんだ。

アナ雪は姉妹特有のコンプレックスや嫉妬、愛情がテーマで
姉妹がいる人はもちろん、いない人でも同性の友人との関係を
思い起こすから多くの共感を得て大ヒットした。
「大切な人を重い病気で亡くした経験がある人」よりも
アナ雪の設定ははるかに身近なもので、
多くの人が主人公2人のどちらかに感情移入できる。

> 主人公が重い病気にかかってさ、最後死んじゃうみたいなことってさ、
> 日常生活でも似たようなことがあるから感情移入して泣いちゃうじゃん。
> だけど…姉がさ、雪の女王とかないじゃないですか。

ほんと…「だって俺の姉ちゃん雪の女王じゃないから感情移入できねー」って
改めてサイコパスだな。その認識はあったが甘かった。