>>490続き)

んでもって、《ディズニー》と《西野》の最大の違いは、
シナジーマップの真ん中(原点)が「映画」ではなく
「絵本」だということです。

ディズニーの大成功を見てしまうと、エンタメを作る時にはどうしても
「まずは映画をヒットさせて、そこからグッズ展開、果てはテーマパーク作り…」
と考えてしまいがちですが、それこそ『相手の土俵』なので、
ここに参加してはいけません(*^^*)

だからといって、『映画』を軸におかず、
たとえば『テレビ』を軸においてしまうと、
そこから地球規模のエンタメに展開するには、
なかなか難しいものがあります。

日本は、地球規模で見た時に「ローカル(地方)」で、
この地方の皆様に刺さる最大のエンタメは『テレビ』なのですが、
「日本のテレビが各国語に翻訳されて、各国で放映される」というは、
あまり現実的ではありません。

日本のテレビの海外展開は、せいぜい、番組の企画を
海外に販売するぐらいでしょう。
“日本のテレビ”は日本という地方に向いていて、
言うなれば『ローカルメジャー』です。

『はねるのトびら』のDVDは100万枚ぐらい売れたと思うのですが、
そこが『ローカルメジャー』の天井で、その先がありません。

https://www.oricon.co.jp/news/5107/full/

グローバルを狙わなければならないのですが、
『グローバルメジャー』はディズニーが押さえています。