>>308続き)

で、えっと……何だっけ。換金問題については、結果として……
ま、俺個人的にはしなくて良かったんじゃないか…と思ってるんですよ。

あ、これ知らないでしょ!
実は、換金できるレターポットと、換金できないレターポット、2つ出すって話だったんですよ。
これはあの当時の、600人くらいしか知らない話で、もうみんな忘れてると思います。

これはレターポットを、換金する/しない問題が燃えてる中で、西野さんが、
「じゃあ、換金できるものと、換金できないもの、2つリリースしてみようよ。
絶対、換金できないほうが回るから」
みたいな感じで言ってたの。実験しようよ、みたいな感じで。

で、その時は、レターポットがね…ポットだったのかな?
とにかく何か、イメージが「ポスト」だったんですよ。その当時は。
「レターポット・グリーン」と、「レッド」ってあったんです。
で、緑のポストの方は換金できて、赤の方は換金できないっていうのをリリースしよう、みたいな。
こういう中間の時があったんです、実は。
ま、結果なくなっちゃいましたけどね。リリースもしてないです。

それは当時、2,000円の西野さんの絵本と、2,500円で、500円は何かの寄付に
回るよっていう高い絵本があったら、どっちが売れると思う? って話で、
絶対2,500円の高いほうが売れるよね、って理論がよく展開されてたんです。
それでレターポットも赤と緑を両方出したらどっち使うと思うって言ったら、
たぶん換金装置のない赤のほうが売れるよみたいな、そういうのが当時、
一瞬ありましたね。開発段階で。

で、その時に、僕は「レターポット換金できないほうがいい」の派閥の、第一人者だったんです。
西野さんがワーッてすごい言ってることを、みんな誤解して誤解して聞いてたんで、
ああ、こういうことですよね、みたいな…。
例えば、レターポットは現金・日本円には交換できないけども、例えば食事に行った時に、
レターポット払いでってことで、物々交換できるってことですもんね、みたいな。
「いや、ぜんぜん違うよ」、っていうような話だったり(笑)。
えっ、違うんですか? とかなって。「なんで分かんないの?」みたいな感じで…。