>>286続き)

今現在、こたママさんの活動内容の全てを知っているのは、こたママさんだけで、
地元の住民の皆様は、内容は勿論のこと、その活動に付随するリスクまで想像できていません。

きっと、地元住民の皆様は
「何か些細な出来事をキッカケに、今の静かな暮らしが壊れてしまわないか?」
と思われていると思います。
「絶対に大丈夫」と言い切れるだけのカードが無い状態です。
怖いですよ、そりゃ(笑)

この状態で、どれだけ正しいことを言っても無駄だと思います。
住民の皆様は「間違っている」と言っているわけではなくて、
「怖い」という悲鳴をあげているので。
その気持ちを表現する時に「反対」という言葉が出ることもあるとは思いますが、
その正体は「恐れ」です。

この先、どれだけ正論を説いたところで、話は平行線だと思います。
こたママさんが、やらなきゃいけないのは、正義を貫くことではなくて、
信頼してもらうことだと思います。
地元住民の皆様に「お前なら大丈夫」と信頼してもらうことが大事です。

僕、今も、兵庫県川西市に頻繁に帰っているんです。
昨日も、川西にいました。

やっていることは、地元で開催されているイベントのお手伝いをしたり、
夜は地元のお店で飲んだり。
まさか、美術館建設の話なんて、まだまだしません。
「西野君なら、ヘタなことはしないよね」と信頼してもらうことが大事なので。

それでも、まだまだ穿った見方をされます。
仕方ない。
悪いのは、怯えさせている自分です。