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●2017/10/26 08:29
コンプレックスをバネに頑張るヤツは短命

人は誰しもコンプレックスがあって、それがバネになるから、
コンプレックスは往々にしてプラスに作用するのだけれど、
しかしコンプレックス一本槍では長持ちはしない。(西野調べ)

コンプレックスをバネに頑張って結果を出せば出すほど、
コンプレックスが解消されてしまうからだ。
尾崎豊が大人になって手詰まりになったような。
まわりの人間を見ていると、動機がコンプレックスだけだと、
20代を乗り切るのがやっと。

30代からは、「仮説・検証」にエクスタシーを覚える
仮説検証ジャンキーが猛烈に追い上げてくる。
コンプレックスをバネに頑張る人ほどの
派手さや瞬発力はないが、持久力がある。

おそらく彼らも当初はコンプレックスからスタートしたハズなのだが、
それは上っ面に過ぎず、時間が経つにつれ、
「おやおや、どうやら、この男、コンプレックスで動いてないぞ」と、
仮説検証ジャンキーの顔が表れる。

彼らの最大の強みは、仮説・検証することが目的なので、
ジャンルに縛られないところにある。
一つの仮説の結果が出ると、すぐに次の案件に移るので、
終わりがないのだ。

常に課題を欲していて、まるでナゾナゾを解くように、前に進む。
彼らにとっての『課題解決』は、もはや娯楽でしかなく、
四六時中そのことばかりを考えている。オン・オフなどない。
酒の肴に『仮説』を語る。
「呑んでいる時に仕事の話をするなよ」という人間とは、
この瞬間に差がついていく。