【サロン過去ログ 2018年5月5日】
「透明サーカス」の意味するところ

無駄に時間を奪われる仕事を受けていると、目標に届かないので、
最近はかなりシビアに仕事を選ぶようにしているのだけれど、
先日の、チームラボ猪子さんとの対談番組のオファーは1秒で引き受けた。

久しぶりに猪子さんとガッツリ喋りたかったし、
トークテーマが『シルク・ドゥ・ソレイユ』だったのもあって。
シルク・ドゥ・ソレイユの最新作『キュリオス』は、
個人的には、ここ数年で一番良かった。
ミュージカル要素が強く、また次のステージにいった感があった。
異彩を放っていた演目が『透明サーカス』だ。
(※中略)

猪子さんとの対談で一番盛り上がった話題が、
この『透明サーカス』だった。
話の中で、僕と猪子さんの活動で共通していたのは「既存のゲームには覚悟をもって参加しない」

猪子さんは、いわゆるアートゲームには参加しないし、
僕も、いわゆる芸人ゲームには参加しない。
ひな段にも出ないし、大喜利もやらない。

当然、それなりのメリットもあれば、それなりの苦労もある。
嵐のように批判を浴びるし、そこでの表現を、
そこでの生き延び方を、イチイチ模索しなければならない。
誰も教えてくれやしない。

ずっと、そうやって生きてきた。

(※以下シルク・ドゥ・ソレイユ話 略)