>>212続き)

これに対して、「お前、本当にバカだな…」からスタートして、1000人であろうと、
10000万人であろうと理詰めでタコ殴りにすることは可能なのですが、残念ながら、
理詰めでタコ殴りにしなきゃいけない層の方が厚いので、言い負かしたところで
損をする(負ける)のは僕です。

今朝、『西日本豪雨』の件で、レターポットに一気にアクセスが集中して、
一時、繋がりにくくなりました。

(※御迷惑と御心配おかけして申し訳ございません。
ヤン君や藤岡さんが本当に頑張ってくださって、現在は、復旧しております)

それだけたくさんの方が「レターポットを使って支援しよう」と考えてくださったのでしょう。

現在、すでに1000名近くの人が、被災地に向けて言葉(レター)を贈ってくださいました。
運営からは『贈られた総レター数×5円』を、支援団体に寄付しようと思います。
寄付先は現在協議中です。

今、思うのは、『レターポット開始当初(とくに最初の2ヶ月)、一人一人に仕組みを説明して、
誤解をといて、「いやいや、違うんです。これはね…」を一日100件ほど繰り返して良かったな』です。

あの時、「ダメだ。全員アホすぎる。コイツらと喋っても時間の無駄!」と僕がキレていたら、
今回、救えていたハズの人が救えていませんでした。

僕の興味はいつも「知らないことを知りたい」なのですが、そこに世間は平気で5年くらい遅刻してきます。

しかし、(先日も、そんな投稿をしましたが)その圧倒的に遅れてくる世間のハートを掴まないと、
大きなことはできないわけで、僕としては、これが一番難しい宿題です。

「レターポットは悪いシステムなんだー!」
「売上が西野の懐に入ってるー!サイテー!」
「換金できないなんてサイテー!!」
「西野って、いつも炎上してるから、悪いヤツなんでしょ?」

…という層を切り捨てない、という宿題。
一筋縄ではいきません。

きっと、このサロンにも同じような悩みを抱えている方がいらっしゃると思うのですが、
玄人を唸らせるなんてバカでもできるので、遅れてくる世間を否定せずに、
世間と伴走する作業を互いに励まし合いながらやっていきたいです。

お互い、今日も一日頑張りましょう。
行ってらっしゃい。