>>758続き)
西野:基本的にはもう絶っ対、好きなことしかしなっていうのは
   ルールとしてありますね。
   (気乗りしない仕事で)断るのは決めていて、CMですね。
   CMをやっちゃうと信用落ちちゃうんで。

西野:たとえば本の帯とかも毎週なんか頼まれるんですよ。
   「本の帯書いて」みたいな。
小川:だって帯でよく見かけますもんね。
西野:あ、そうですよね! だって僕、結構ね、帯人気すごいんですよ。
   でも基本的にはそういうのは一回見させてもらった上で
   ほんとに良くなかったら、えーと、お断りするっていう。
   おっきいお金積まれても、それだけはちゃんと断ろうみたいな。
   そこはライン引いてますね。CMは断ろうっていう。

小川:このオンラインサロンで何を得たいっていうかたが多いんですか?
西野:えーとー、モノの作り方だとか、えーーとー…届け方だとか、
   あと、もう得るっていうことでももうなくなっていて、
   これ月額1000円なんですけど、1000円払って働いてるんですよね。
小川:1000円払って働いてる…?
西野:働いてる。つまりお金払って働いてるっていう状態ですね。
   これ結構、年配のかたに言うとすげー怒られるんですよ。
   搾取してるみたいな。なんかすげー悪いことしてるみたいな(笑)
   たとえばー、えー、バーベキューもお金払って働いてるじゃないですか。
   そこがそもそも楽しいんで。
   たとえばイベントやるときも、今度どっかで2000人くらいのイベント
   やるんですよ。スタッフもそれなりの人数なんですね。
   多分300人くらいですね。そのスタッフもオンラインサロンから募集して
   お金払ってスタッフになってますね、みんな。
   イベントが出来上がっていくまでの過程って価値があるんで。

西野:決めているのはオンラインサロンの売り上げを
   オンラインサロンに使うっていうことですね。
   オンラインサロンの実験に全額使うっていう。

小川:二刀流を成功させる秘訣を西野さんから伺いたいなと思います。
西野:これはもうね、あのー…おっさんの意見を無視するっていう(笑)
   だって、おっさんはもう怒るんで!
   おっさんは結構、基本的に無視するっていう、はい。
   基本的に若い奴の方が種として優秀なんで。
   それはもう生き物が若い奴の方が劣ってたら人類はとっくに
   滅亡してるわけじゃないですか。
   「最近の若い奴は」って言い分が合ってたら。
   基本的には僕なんかよりも二十代の子の方が優秀だし、
   二十代の子よりも多分十代の子の方が優秀だしっていうことで、
   下をまず受け入れるっていう。       (※終わり)