0756【TOPPAN FUTURISM/6月17日】2
2018/06/19(火) 08:43:06.23ID:G0kR40FJ0西野:ってなったときに、ダメだ!と思って。先輩方を追いつけ追い越せで
いこうと思ったら、まずソフト作る作業やっててもダメで。
新しいハードとソフト両方作んなきゃ…つまりみんながファミコン
やってるときにプレステみたいなのとソフト両方作んなきゃ、
もう行けないなと思ったときに、まずもう今あるところで頑張ろう
ってのがそもそも無くなってしまって。
西野:つまりひな壇で結果を出そうだとか、グルメ番組で結果を出そうだとか、
そういうことをやっても、ま、そういうことが好きでやられてるかたを
一切否定するつもりはないんですけど、僕はそこをやってても…ま、
抜けないだろなと思ったので。「ここだけじゃダメだ」と思って。
つまり自分の場所を作っちゃって、で、一気にバーッと追い抜いて
かないといけないなーって思ったときに、まずテレビから軸足抜く
ことをまず決めて。じゃあなにしようって考えたんですよ。
で、なんか酔っ払ってるノリで絵本になっちゃったんですけど。
西野:絵なんて描いたことなかったんですよ。
小川:うん……え、描いたことなかった!?
西野:子供の頃から描いてたわけでもないし、美術を専攻してたわけでも
決してなくて。25から絵本を描くってなってですね。
こっから、絵なんて描いたことのない奴が世界にパッて打って出る
ときに…まず世界一の絵本作家になろうと決めたんですけど。
小川:最初から?
西野:はい、最初から。
小川:(NYの個展は)なぜ大盛況に?
西野:まず、ニューヨークに個展スタートの一週間…前…?に入って、
毎晩飲みに行って、そのへんのおっさんと仲良くなったってのが
ひとつデカいです。マジでその人たちが来てくれたんで。
毎晩飲んで、毎晩ニューヨークのおっさんと飲んで、
「お前なにしてんの?」「一週間後なにしてんの?」みたいに
声かけたら「行くよ!」みたいになって、その人たちが来てくださって、
っていうのがひとつおっきかった。