新しいPCを買うためにバイトを始めた。
ほぼゲームとバイトの毎日だった。
ある日学校へ行き、体育の学年合同授業で同学年他学科の女子に話しかけられた。
「転校生?」
俺「いや、入学からいるけど殆ど学校来てないんだ」
女子「そうなんや〜、病気?」
俺「ある意味、ね」
女子「へ〜、学校は楽しい?」
俺「別に」
女子「ちょっと待ってて」
そう言ってその子はバトミントンのラケットを俺に渡して来た
女子「ゲームしよ」
俺「バトミントン?」
女子「うん、うちが勝ったらちゃんと学校に来て」
俺「それって君に何のメリットがあるの」
女子「うち風紀委員だからね、メリットとかじゃ無い」
俺「よくわからん…俺が勝ったら何があるん」
女子「負けんよ、うちバドミントン部やからね!」
俺「勝つの前提かよ。」
中学時代はテニス部だったので、そこそこラケットを使ったスポーツには自信があった。