真実を知るよりも美しいことはないので、偽りを認めるのよりも恥ずべきことはないだろう。きっと僕は僕の弱さを認めて受け入れたと思った。少しは不安定だったけど、今まで行ってきた偽りの行動に対する恥を感じ、また、僕だという理由であるがままの僕を大切にすることにした。そうしたつもりだった......。僕は話すことをやめた。僕はもはやどの言葉を口にして良いのか分別することができなくなった。
僕を害そうとする全てのものには目を隠せ。私を間違ったところに導く話は聞くな。不必要な悪を口にするな。そして最後、行うな。そうして僕を幸せにしろ。
もう、僕は何も聞くことができなかった