犬猫の殺処分ゼロを達成、奈良市が取り組んだ「3つの仕組み」 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210524-OYT1T50084/

2021/05/25 13:50

奈良市は、2020年度に保護した犬と猫の殺処分(自然死、負傷し治る見込みがない場合の安楽死を除く)がゼロだったと発表した。ゼロとなるのは2年連続。市は、動物愛護の機運が高まる中、ボランティアとの連携を強化するなどしており、犬と猫の市民への譲渡の件数が過去最高になるなど、対策が奏功している。(岸本英樹)

発表によると、20年度の犬と猫の保護施設への収容は194件あり、内訳は、市民からの引き取りが158件、負傷救護が29件、野良犬の捕獲が7件だった。これに対して、譲渡や殺処分を含む処分件数は195件あり、譲渡が173件と前年度を9件上回ったほか、自然死・安楽死が12件、探し犬・猫などの飼い主への返還が10件だった。

 11年度は収容が529件、処分が522件あり、譲渡は5件、殺処分は400件で、状況は大きく改善された格好だ。

市は、〈1〉不妊手術などによる引き取り数の減少〈2〉幼い猫などの飼養の充実〈3〉譲渡の推進――を柱に、活動に取り組むボランティアの登録を募り、謝礼金や補助金を支払う仕組みを充実させてきた。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。


※関連リンク
【市長会見】 犬猫殺処分ゼロを2年連続で達成しました(令和3年5月13日発表) - 奈良市ホームページ:
https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/110985.html