2020/4/23 14:00
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全国有数のスイカ生産量を誇る熊本県のJA鹿本で出荷の最盛期を迎えている。
22日、熊本市北区植木町にある植木瓜類選果場に、生産者が丸々とした大きなスイカを持ち込み、約3万1千玉が選果された。
同JAの園芸部会425人が324ヘクタールで栽培。大玉スイカの収穫は2月28日から始まっており、4月下旬から5月末までが出荷の最盛期という。
東京や大阪を中心に全国に出荷される。
同JAによると、今年は天候に恵まれ生育は順調。一方、新型コロナウイルス感染症の影響で、市場価格は例年より1割ほど安い4000円〜4500円となる見通し。
今期は約175万玉出荷し、34億5千万円の売り上げを見込んでいる。
同JA園芸部会長の荻生省蔵さん(57)は「今年も甘くておいしいスイカができた。消費者に食べてもらい、元気にコロナを乗り切ってほしい」と話した。

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