2019/12/27 11:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00010001-agrinews-l09

栃木県小山市間々田地区の農家らが、稲わらや竹で作った大蛇を地域の畑に設置し話題になっている。
毎年5月、住民が頭部が龍で胴体が蛇の「ジャ」を担いで五穀豊穣(ほうじょう)などを願う祭り「間々田のじゃがまいた」が、
今年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されたのを記念し、制作された。
長さは15メートルで幅は60センチ。竹と角材で骨組みを作り、地元で毎年行う田んぼアートで刈り取った
「とちぎの星」などの稲わらで肉付けした。
「ジャ」が勢いよく練り歩く本番の祭りさながらの様子を再現した。
JR東北本線の車窓から見られるように、2メートルの高さに組み上げた。

市と土地改良区などでつくるおやま田んぼアート実行委員会が、11月下旬から1週間かけて
県立北桜高校の生徒らと協力して制作。
市内の小学生の増山颯人くん(7)は「祭りで見るのと、そっくり」と驚いていた。
間々田乙女土地改良区の佐藤章さん(62)は「都心からの乗客をびっくりさせたい。
祭りのPRもしたいし、住民にも喜んでもらえたらうれしい」と喜ぶ。
展示は2月末までの予定。

稲わらなどで作った長さ15メートルの巨大な「ジャ」
https://amd.c.yimg.jp/im_siggOGMCLCbENYA65lNTI.Xtpw---x699-y900-q90-exp3h-pril/amd/20191227-00010001-agrinews-000-1-view.jpg