2019.7.16 20:24産経WEST

 創始1150年となる京都・祇園祭は16日、前祭(さきまつり)の「宵山」を迎え、京都市中心部の四条通を中心に山鉾(やまほこ)の立ち並ぶ目抜き通りが歩行者天国となり、見物客が都大路をそぞろ歩いた。

 この日の京都市の最高気温は32・2度で真夏日となったが、夕方に降った雨の影響で、やや涼しくなり、コンチキチンの祇園囃子があちこちで鳴り響く中、浴衣姿の市民や観光客がそぞろ歩いた。京都府警によると午後5時半時点の人出は1万1000人(昨年3万5000人)。


 17日は前祭の山鉾巡行が行われ、長刀(なぎなた)鉾を先頭に計23基の山鉾が都大路を巡行する。途中、長刀鉾の稚児によるしめ縄切りや四条河原町などでの辻回しなどが見せ場となる。
https://www.sankei.com/smp/west/news/190716/wst1907160019-s1.html