お天道様が見てるって発想自体も嫌なんだよな
むしろ四六時中何かが監視しているなんて事を意識しながら平気で生きていられる奴の気が知れない

とある洋画で貧困層の人物が支払期限が迫っているのにお金のあてが全く無く
財布を拾ったら小銭まで含めてちょうど必要な額が入っていて神のお恵みだと解釈する話がある

お天道様が見ている的な発想なら、たとえ自分が苦境でも警察に届け、支払いができずに
更なる苦境に陥る事も受け入れなければならないが、もしも持ち主がとてつもなくいい人なら

届けたうえで苦境を話せば着服した以上の見返りが得られて貧困から脱出できるのかもしれない
それこを神のお恵とかお天道様が見ているなのかもしれないが

でもやっぱりおかしいんだよ、同じくらい苦境で同じくらいに清く正しく生きている人でも
救われない人の方が圧倒的に多いんだ、これを宗教的には神の与えた試練などと解釈して
耐えていればいつか報われるか死後に報われると解釈する

だが結局のところ、そういった層にとっての自発的な気休めか、そういった層が暴徒にならないために
権力者が都合よく抑止力として利用しているだけにしか思えないんだよな