2018年9月13日 18時40分
群馬県館林市で夏の暑さを乗り切る料理の人気投票が行われ、グランプリに市内のラーメン店が考案した激辛のつけ麺が選ばれました。
この人気投票は、群馬県館林市の夏の暑さをまちの活性化に生かそうと、地元の商工会議所が企画しました。市内の36の飲食店などが、極端に辛かったり、甘かったりして暑さを忘れる料理をそれぞれの店で販売し、料理を食べた人たちが先月19日まで1か月余りにわたって投票しました。

13日は市内の飲食店で開票結果が発表され、ラーメン店「ぽれぽれ」が考案した激辛のつけ麺、「半分、赤い」が、最も多い票を獲得してグランプリに選ばれました。

会場ではこのつけ麺の試食も行われ、イベントの関係者などがあまりの辛さにせきこんでいました。かつては日本一の暑さを記録していた館林市ですが、ことし6月に市内のアメダスの観測所が中心部から郊外に移されたあとは、日中の最高気温が日本一になったことはありません。

「激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」の新井利和実行委員長は、「日本一の暑さにならなくなったのは残念ですが、これからは暑さ以外で館林のよいところを発信していきたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180913/k10011628741000.html