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パネルとして設置される「サーバル」のキャラクター(C)けものフレンズプロジェクト


 19、20日に開かれる福山ばら祭で、人気アニメ「けものフレンズ」のキャラクターを描いたパネル11枚が祭会場一帯に設置される。
福山市立動物園(芦田町福田)と制作元のKADOKAWA(東京)がタイアップ。同園でも一部見掛ける動物たちのキャラクターが、街のあちこちで来場者を迎える。

 アニメは架空の動物園を舞台に、動物から人間に姿を変えたキャラクターたちが大冒険を繰り広げる物語。
メインキャラクターの一つは市立動物園で飼育されているネコ科のサーバル。同園にいるアミメキリンも登場している。こうした縁でこのイベントが企画された。

 インドゾウやネコ科のカラカルなどを加えた11種類のキャラクターをパネル化。ばら祭の2日間、
JR福山駅前から花園町のばら公園に続く「ローズロード」などに設置し、写真を撮ったり、パネルがある場所を探したりして楽しんでもらう。

 “レア”なキャラクターもあるといい、市観光課は「パネルを見つけながらばら祭を満喫してもらうとともに、動物園へ足を運ぶきっかけにしてほしい」としている。

 市立動物園では8、9月にキャラクターのパネル展示やアニメにちなんだ動物の解説ツアーも予定している。
(2018年05月16日 20時37分 更新)
http://www.sanyonews.jp/article/716060/1/?rct=area_content